うつ夫とパニコの人生いろいろ

これは20代でうつ病になった夫とパニック障害になった妻の物語。ゆる~い四コマ漫画とともに人生いろいろな日々をお届けします。

手紙を渡すのは夫婦円満の秘訣!?10年続いた手紙交換

「手紙」

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10年間、毎月続いている手紙交換

うつ夫とパニコは出会って10年、結婚して5年の、ごく普通の夫婦である。

 

しかし、今でこそ、ごく普通の夫婦と言えるようになったのだが、過去にはいろいろと大変な時期があった(汗)なぜなら、うつ夫はうつ病を、パニコはパニック障害を経験しているからだ。

 

そんな私たちが、出会ってからずっと続けていることがある。

それが、毎月の手紙交換だ。

 

気がつけば、10年も続いていて、その手紙の数はなんと120通以上になっていた。

 

 

手紙を書くのも認知行動療法のひとつ

なぜ手紙を書き始めたかと言うと、その理由のひとつは、うつ夫もパニコも口下手だからである(笑)

 

なかなか面と向かってでは、言葉にできなかったり、伝えることを躊躇してしまったりすることもある。 内向的なうつ夫やパニコにとって、考えていることをすぐさま言葉にして喋ることはハードルが高いのだ。

 

しかし、じっくり考えて紙に書き出す作業ならいくらかハードルが下がる。そのため、

 手紙なら、冷静に自分の気持ちを届けられるのだ。

 

だから、毎月の手紙に加え、誕生日や記念日、夫婦げんかの後なども、手紙を書くようにしている。

 

そして、もうひとつの理由は、手紙を書くことが認知行動療法になるからである。

 

うつ病パニック障害などの精神疾患を患っている最中は、「メタ認知能力」が低下する。つまり、自分を客観的に観ることが難しくなるのだ(汗)

 

だからこそ、毎月あった出来事を振り返り、自分の考えや気持ちを整理するためにも、手紙を書くということが、うつ夫とパニコにとって有効だったのだ。

 

 

相手のためではなく、自分の思考整理のために書く

この手紙交換が、まさか10年も続くと思っていなかったが、意外と負担なく続いている。

 

それは、特に相手のために書こうと思っている訳ではなく、お互いが自分のためにやっている行為だから、プレッシャーが少ないのかもしれない。

 

それに、書くことで自分の思いが整理できるので、いつしか毎月の習慣になっていた。

 

 

手紙交換が夫婦円満の秘訣になっている?

しかし、これが、夫婦円満の秘訣にもなっているのではないか、とパニコは思う。

 

というのも、夫婦生活が続けば、次第に「言わなくても分かるはず」と言う思い込みが独り歩きしてしまいそうだからだ(汗)

 

近い存在ほど、慣れに変わり、伝えることも疎かになってしまう。この慣れにこそ、すれ違いの危険性が潜むのではないだろうか。

 

そう思うと、手紙交換をすることで、お互いに今どんなことに興味があり、どんなことを考えているのか、ということを知ることができるのは、夫婦関係において有益なことだろう。

 

仮に、普段の会話の中で伝えたつもりでも、聞き流してしまっていたり、相手は重要と思っていなかったりと、案外伝わっていないことも多いものだ。

 

だからこそ、こうした手紙を書くという習慣は、少なからず夫婦関係を良好に保つために役立っているはずだ。

 

 

最近は、手紙という名の報告書

とは言え、最近のうつ夫の手紙は、正直パニコも呆れてしまうものがある(汗)

 

なぜなら、冒頭の四コマで描いた通り、うつ夫の手紙は完全に報告書なのだ。

 

昔は、可愛らしいポストカードにぎっしり思いを書いてくれていたのに、今ではWordで打ちこまれた文書だ。しかも、箇条書きだったり、マトリックスを使った図解を用いたりして、まるでビジネス用の資料のようだ(笑)

 

これが手紙と言えいるのか甚だ疑問ではあるが、うつ夫本人は「これ手紙!」と自信満々に渡してくるし、「まぁ、毎月書いてくれるだけでも嬉しいことなのだ」とパニコも妥協せざるを得ない。

 

それにしても、口下手だったがゆえに始まった手紙交換だが、夫婦関係において役立つものになるなんて、まさに怪我の功名である。