うつ夫とパニコの人生いろいろ

これは20代でうつ病になった夫とパニック障害になった妻の物語。ゆる~い四コマ漫画とともに人生いろいろな日々をお届けします。

玄関の一歩外へ!たった一歩が大きな気分転換に。

「玄関の一歩外へ」

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うつ病「そわそわ期」のサイン

私の夫(うつ夫)は、ストレスが溜まってくると決断力が大きく低下し、決められない病にかかる。


家の中で「どうしよう~、決められない~」と言いながら、右往左往し始めるのだ(笑)そして、何をしようとしても、そわそわして落ち着かない。

 

これは、前回の記事でも触れたのだが、うつ症状の第一段階(そわそわ期)のサインだ。

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うつ病4つのフェーズ(段階)について、詳しくはこちらを参考に↓

utsupani.hatenablog.com

 

玄関の一歩外へ出るだけで気分が変わる

このサインをキャッチしたら、まずすべきことは外に連れ出すことである。これは、パニコが経験上学んだ、うつ病「そわそわ期」の対処法だ。

 

四コマで描いたエピソードのように、うつ夫はたった一歩、玄関の外に出るだけで、大きく気分が変わることがある。ウソのような、本当の話だ(汗)

 

だから、まず一歩外に出てみる!ということが肝心だと、パニコは心得ている。

(もっとも、これはうつ症状の第一段階に限っての対処法であり、それ以降の段階では無理に連れ出すのは逆効果の場合もあるので、注意が必要だ。)

 

 

玄関の外へ一歩でるだけで気分が変わる理由

それにしても、なぜ玄関の外へ一歩出るだけで、こんなにも気分が変わるのか。

 

うつ夫に聞けば、うつ状態になっている時は、外の世界があることに意識が向かない」のだそうだ。家の中の閉鎖的な空間にいると、気持ちも閉鎖的になってしまう。

 

家の壁一枚向こうには、広がった世界があることをすっかり忘れ、どんよりした狭い世界の中に閉じ込められてしまうのだ。

 

だからこそ、とりあえず玄関の一歩でも外へ出てみることが、大切なのである。

 

一歩外に出て外界の空気に触れ、「あぁ、ここに広がった世界があるんだ」と思い出すだけで、気分はいくらか軽くなるはずだ。

 

 

誰にでも億劫になる時がある。

こういうことは、うつ病でなくても、誰にでも有り得ることなんじゃないかとパニコは思う。

 

何を隠そうパニコも、仕事や習い事に行くのが億劫になってしまうことがよくある(汗)そんな時の気分はとても閉鎖的で、何とか行かなくていい理由を探しはじめるものだ。

 

普段、内向的で口数が少ないパニコも、こういう時の言い訳力は半端ない。行かなくていい理由を考え始めると、本当は口下手ではないのかもしれないと思えるほど、次から次へと流ちょうに言い訳を言えてしまう(笑)

 

でも、とりあえず玄関の外に出てみると、不思議と「まぁ、行ってみようか。」という気に変わることが多いのだ。

 

つまり、玄関を一歩出るか出ないか、ここに大きな違いがありそうだ。

 

 

うつ病も仕事も趣味も。目標設定を一工夫してみた

仕事に行く、習い事に行くなど、目標が遠い所にあるほど億劫さは増し、一歩も動けなけなくなってしまう。

 

しかし、とりあえず玄関の外へ出ることを目標にしてみると、次に繋がるかもしれない。

 

たとえ次に繋がらなくても、玄関の外に出たことは大きな進歩なのだ。だから、その努力は認めるべきだと思う。

 

腹筋を100回やろうと思うと1回もできないが、1回だけやろうと思うと、ついでに5回ぐらいはできるかもしれない。きっと、そんな感じである(笑)

 

大きな目標も大切ではあるが、小さな一歩がそれに勝ることもあるのだ。

 

だから、我が家では「玄関から一歩出る」くらいの小さな目標を大切にしている。

 

 

うつ病神経伝達物質セロトニンが関係する

それからもう一つ、玄関の外へ一歩でるだけで気分が変わる理由として思い浮かぶのは、セロトニンである。

 

セロトニンとは、別名「幸せホルモン」と呼ばれており、心の安定に大きく作用する神経伝達物質だ。

 

よく「うつ病セロトニンの減少が原因だ」と言われるのだが、セロトニンの分泌量は、太陽の光と相関性があるという。

 

ほどよく太陽の光を浴びることが、セロトニンの分泌量を高め、うつ症状を和らげてくれるのだそうだ。

 

セロトニンについては、『脳からストレスを消す技術』で分かりやすく解説されている。

(文庫)脳からストレスを消す技術 (サンマーク文庫)

(文庫)脳からストレスを消す技術 (サンマーク文庫)

 

 (この本の著者有田秀穂教授は、「ストレスに勝とうとするのではなく、受け流す」という柔の心を大事にしており、パニコもその考え方に大変共感している。ストレスとのつき合い方を学べる一冊である。)

 

とはいえ、玄関の外へたった一歩出ただけでその効果を示すうつ夫は、いささか不思議である(汗)

 

 

小さなことやあたり前の中に解決策が!?

セロトニンの分泌が瞬時に増幅されているのか、

うつ病に限らず誰にでもあるような気持ちの変化なのか、

 

 うつ症状が和らぐ本当の理由は定かではないのだが、いずれにせよ「玄関の外に一歩出る」という行為は、うつ夫の症状緩和に有効のようだ。

 

理由は何であれ、うつ夫が回復してくれるならそれでいい、と思うパニコである。

 

しかし、このようなちょっとした行為でうつ症状を和らげることができるなんて、うつ病は単純ではないようで案外単純なのか?とも思ってしまう。それとも、うつ夫が単純なだけなのか(汗)

 

「玄関の外に一歩出るだけで、大きく気分が変わる」なんて、あり得ないと感じる方もいるだろう。しかし、これはウソのようで、実話なのだ(汗)

 

そんなことで?と思うようなことが、案外有効な対処法となってしまうから不思議だ。 

 

ついつい軽視してしまいがちな、小さな一歩やできてあたり前のこと。これらに目を向けてみると、現状を打破するための解決策が、見つかるのかもしれない。